13:30 | 開会 |
13:35 | 開会挨拶 |
| 神戸松蔭女子学院大学 徳山孝子 (研究委員会「感性研究フォーラム」委員長) |
13:40~14:40 | コミュニケーションⅠ(講演) |
| 『被服とジェンダー -自己を飾り、演じ、そして自己を作るー』 |
| 神戸松蔭女子学院大学教授 土肥伊都子 |
人間にとって被服行動は、温度調節などの生理的機能を果たすだけのものではない。心理学の観点からは、着飾ることで他者に提示する自己像を操作するものでもあり、また、自己に与えられた役割を演じることで、社会的適応を促すものでもある。これらにより人間関係を良好にすることができるのであるが、加えて、被服行動は、なりたい自己、新しい自己を作っていくことも可能にする。本講演では、ジェンダーと関連させて、具体的に被服行動が個人の自己概念や心理的健康や社会的適応に対して、どのように機能しているか、また社会に対してはどのような影響を及ぼしているか、などについて考えてみたい。 |
14:40~14:55 | 質疑応答(フリーディスカッション) |
14:55~15:00 | 休憩 |
15:00~16:00 | コミュニケーションⅡ(講演) |
| 『メンズインナーから発信するレース素材の新しいスタイル』 |
| 株式会社ワコール 商品本部 ワコールメンブランドチーム 稲積美紀 |
男性にとっての快適さや美しさを追求してきたメンズインナーブランド「ワコールメン」では、"追いつけない下着をつくろう"をテーマに、"フィット感" "肌ざわり" "動きやすさ" の3つの要素にこだわりぬいた下着を開発しています。 2022年に新たな試みとして創り出したのが、レース素材を用いた、男性のための 『レースボクサー』です。 これまでメンズインナーデザインに向き合ってきた経験をいかし、「美しさ」と「機能性」を兼ね備えたレースボクサーの商品提案に至るまでの、開発ポイントをお話しするとともに、「ユニセックスアイテム」やジェンダーの垣根を越えてデザインしてきた開発秘話など、お話させていただきます。 |
16:00~16:15 | 質疑応答(フリーディスカッション) |
16:15 | 閉会:次回の予告:2025年8月上旬の講演を予定しています。 |