2024・2025年度の中部支部長を拝命いたしました金城学院大学の平林由果です。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本家政学会は1949年、家政学に関する研究の進歩と発展を図り、人間生活の充実と向上に寄与する目的で設立されました。(http://www.jshe.jp/about/index.html)
中部支部では、毎年、夏季に支部大会(研究発表会)、一般公開講演会および総会を開催しています。支部大会では、多彩な分野の研究成果が報告され、専門分野の枠を超えた会員の交流を推進しています。一般講演会では、会員外にも幅広く参加を呼びかけ、家政学の広報活動も行っています。冬季には、院生・学生研究発表会を開催し、会員が指導する学生の意欲的な研究発表と活発な議論が行われています。
また、中部支部では、優れた研究発表を表彰するなど、中部支部奨励賞の授賞制度を有し、若手研究者の育成に力を入れています。さらに、支部・若手の会では、勉強会を年に数回開催し、地元産業の見学や研修の機会を設け、若手のスキルアップおよび研究支援を積極的に行っています。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止やオンラインで実施していた行事ですが、中部支部では2022年度からすべて対面で実施し、以前のような活発な学会活動が再開できておりますことをうれしく存じます。さらに、支部会員の交流が深まり、会員の皆様の研究活動がますます発展することを願っております。
2024年3月末現在の中部支部会員数は、196名(正会員187名、学生会員9名)となっております。今後も支部役員と協力し、会員の交流、研究活動を推進して参ります。会員の皆様には、引き続き、支部活動に積極的にご参加・ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2024・25年度 一般社団法人日本家政学会中部支部長 平林由果